2018年2月15日木曜日

Día 766 粉部シリーズ カレーうどん😻

粉ものづくりにハマっている粉星人カナッペです。

買えないものは自分で作る!


こちらでうどんは買えないこともないんですが、真空パック一袋一人前200円もするので、だったら自分でつくってみようということで作りました。



前日の残りのカレーをかけてカレーうどん。
初めて打ったわりに、ちゃんとコシもあってうまくできたんですよ!

レシピ通りやっただけですが、粉が海外だと違うので、失敗するかと思ったら意外と大丈夫。

うどんて、重労働なイメージでしたが、足でふみふみして結構楽しかったです。
次回はサラダうどんにするぞ。

2018年2月14日水曜日

Día 765 思いが強すぎた 私のバレンタイン


こんにちは〜!

ひさしぶりの更新です。日にち数えたらなんともう765日目ですよ。
最近は日にちを数えてくれる計算サイトがあるんですね、便利です。

文章ちょっとでもいいから記録代わりにもっと更新しようと思いたちました。ってすごい気まぐれオレンジロードなわたしです。

最近わたしは粉もの作りにはまっております。
きょうはバレンタインですが、夫は当日出張なので前夜祭と称しチョコレートケーキを焼きました。
人生で初めてガトーショコラなるものを焼いたんス。
バレンタインだからハート型に焼いてみようと厚紙で型を作り、材料混ぜ混ぜしてオーブンに入れたらなかなか中が焼けない。

もうちょっと焼いてみよう、もうちょっと、、と5分、10分追加していったら、、、



表面がヒビ割れた。😱😱😱


愛が強すぎました、、、、、、。

2017年10月10日火曜日

私史上最悪の飛行機旅 ~ タロとジロ@Miami (゚д゚lll)

おひさです!更新1年ぶりでスイマセン。 
あたくしまだホンジュラスにおります、元気です!
が、一昨日まで休暇でラスベガスとグランドキャニオンに行ってました。
何を隠そう、この旅、行きは私史上最悪の飛行機旅となりまして、ぜひブログにつづりたく、更新いたします。


  ↑ 直樹のパーカーにご注目。なんと書いてありますか?
   普通、買わんよね。なぜこんなん着てるの?
 ワケがあります。いいから読みたまえ〜。

あたくし、初めて乗った飛行機が手違いでビジネスクラスだったりしたぐらい(でもそれは名古屋空港ー成田空港間のわずか1時間だけだけどさ)、飛行機の旅はツイていて、遅延も無ければ、荷物がないとか経験したことなかったんです。


でも今回は違いましたべ。。。長いです、ココロしてお読みください。


行きの行程、ホンジュラスマイアミ(乗り継ぎ2時間半)ラスベガスと乗り継ぐ予定だったのですが、まずホンジュラスで私たちが乗る飛行機が1時間ほど遅れて到着しました。

「まあ、こんなこともあるだろう」と乗り込み、なんとか出発しましたが、ここで謎のアナウンス。

機長「当機は、燃料不足のためサンペドロスーラ(ホンジュラス第二の都市)で給油のため30分停まります。

ん??

どうしてテグシガルパ(乗ったところ)で燃料入れられないの?油ないの??というナゾに包まれつつ、しっかりサンペドロスーラに立ち寄り給油。これで30分ロス。
マイアミに着いたのは次に乗り継ぐラスベガス行きが出発する45分前でした。

裕だった乗り継ぎ時間が、わずか45分間になってしまい、この間にアメリカ入国審査と、テグシガルパで預けた荷物の受け取りラスベガス行きに荷物を再度預け入れ、保安検査を済ませなければなりません。
普通なら90分はかかるところ。これは厳しいだろうと我々夫婦思ったのですが、この便がこの日のラスベガス行きの最終便であり、到着翌朝からグランドキャニオンツアーを予約していた私たちは、この便を逃すと旅の計画がすべて崩れてしまうので、やれるだけのことはやらなければならぬ!と励ましあいました。笑

飛行機降りたあと猛ダッシュ。
「あと30分しかないんです」と涙ながらに訴え、急いで入国審査を済ませてもらい、預けていた荷物をターンテーブルから一旦受け取ったまではよかったのですが、次の便に預ける時点で、アメリカン航空の係員にたらい回しにあった挙句、最後に詰め寄った係員には「あんたたち英語話せんのか?」とものすごい横柄な態度で聞かれたうえ、「出発時刻まであと20分しかない、もう載せられない、間に合わないからあきらめて明日のフライトを予約しろ」と言われてしまい、荷物が預けられなくなりました。
「そんな、おたくらのせいで遅れてんのに、なんとかせい!」と言っても全く反応なし。
スーパーマリオのゲームオーバーの音楽がよぎりました。

しかし、ここでナオキンがオキテ破りな一言を発したのです。

なおきん「かなっぺ、このスーツケースは置いていこう!自分たちだけでも飛行機乗ろうよ!」

かなっぺ「ん?」
置いてく?預けないってこと?なんだそれ?、、、意味がわかりません。

かなっぺ「まさか、置き去りにするってことかい?」

なおきん「そうそう、このスーツケースのために旅行がだめになるぐらいなら置いていった方がいいよ!自分たちだけでも飛行機に乗ろう!」

斬新すぎる。

と唖然としたのですが、このラスベガス行きに乗らないと翌日からの予定は全部崩れ、それどころかツアー代金一人あたり700ドルが取り消し扱いになって全額帰ってこないことが頭をよぎり、「荷物はなくても身1つで楽しめるではないか!」と意を決し、まるで南極物語のタロとジロを置いてくるかのように、スーツケースをチェックインカウンター前に置き去りにして、保安検査場に走りました。

「あと15分しかないんです〜!!見逃してけれ〜」と大声で叫んで保安検査場の列を割り込み(とても申し訳ない気持ちでいっぱいでした)、検査を通過。
しかしその先にナオキンがいません。。。
広いマイアミ空港、自分が乗る飛行機の搭乗ゲートまで20ゲート分ぐらいあるので、ナオキンは先に通過してきっとゲートでなんとか時間稼ぎしてくれているだろうと、頑張ってダッシュ。ゲーゲーハーハー息しながら走ってたどり着くと、搭乗口のドアがぎりぎり閉まるところでした。

かなぺ「ちょっと、ちょっと、乗ります乗ります!!うちの夫が先に乗ってるはずなんです〜」

ゲート係員「あ、あなたたちだったのね、もう待てないわよ!そしてあなたの夫はまだ来てないわよ」

かなぺ「ええ? 絶対乗ってるはずよ、調べてください」

ゲート係員「まだ来てないわよ、ホラ」
PCで座席表を見せてくれた。確かに我々の席2つ空いてた)」

かなぺ(やばい、乗ってない)

ゲート係員「あなたは乗るの?乗らないの?」

かなぺ「え・・・・・・・乗る乗る!

ゲート係員(びっくりした顔)「!」「あんた、だんな置いてくの?正気?」


かなぺやっぱそう思う?どうしよなどとやりとりしていたら、奥からナオキン登場。

ゲート係員「だんなより嫁の方が足が早かったってことね」と爆笑しながら搭乗口を開けてくれた。

そんなこんなで我々、なんとか飛行機に乗ることができたんです!
着席したときにはもうヘトヘトだったのですが、とりあえずこれで旅行に行けると安心していました。

飛行機に乗っている間は、マイアミの空港に放置してきたスーツケースをどうするか空中家族会議で話し合っていまして、「自分たちは預けたのに、ターンテーブルでみつからなかったこと(ロストバゲージしたこと)にしよう!」と思いつきました。

そして、着替えがないじゃないか、どうしよう、パンツぐらい替えたいよね、とか、あーしまったiPhoneとかDSとかあのスーツケースの中だ!ああ、さようなら〜〜などと話し合いながら機内ですごしていると、2時間後にびっくりするアナウンスがありました。

機長「ラスベガス空港が、何らかのトラブルで閉鎖になりました、詳しくはわかりません。管制部からの指示で当機は一旦フェニックスに着陸します」


マジか?

おい、聞いたか今の?


せっかく飛行機に乗れたのですが、乱射事件の影響でラスベガスの空港が閉鎖になってしまったのです!当時は何があったのかも知らず、混乱。
フェニックスってどのへんだっけ? ラスベガスまで300マイルもあるじゃんか!
もうダメだ。これで明日からのツアーはもう参加できない。とほぼ諦めました。

しか〜し、フェニックスに着陸して20分ぐらい待っていたところ、「ラスベガスの空港閉鎖が解除になったので、当機はラスベガスに向かいます」とアナウンスがあり、乗客みな拍手。ラスベガスに到着できたんです!

到着後、荷物のターンテーブルが一通りまわったのを一応見送って、航空会社にスーツケースの捜索依頼を出し、空港からホテルに向かうシャトルに乗り込みました。


しかーし、甘かった。

ここでまた問題発生。


ホテルの2ブロック手前から乱射事件の影響で道路が閉鎖されてしまっており、「ここから先は歩いてください」とシャトルを下ろされてしまったんです。

この時すでに夜中の3時。(本当は1230分ごろには着いていたはず)
歩いてホテルに辿りつこうとすると「ちょっとちょっと、ダメダメ、歩行者も入れませんよ」と言われてしまい、ホテルは目の前にキラキラ輝いているのに、どうしたらたどり着けるかわからず、近くのガソリンスタンドで途方に暮れる我々。
ガソリンスタンドには、事件でショックを受けた人々が集まっていて、ようやくどんな状況か飲み込めてきました。

時刻午前330分。事件をよそに自己中にもほどがありますが、630分にはツアーの迎えがホテルに来ることになっていて、それはどうなるんだろか、、、。
しかも予約していたホテル、早朝発のツアーの集合場所という利便性で選んだから一泊100ドル以上もすんのに、、、。
思い起こせば今回のもろもろのトラブル、自分たちには非はないのになあ、、などと振り返っていたらなんだかとっても腹が立ってきて、こうなったら絶対たどり着いてやる!と奮起。大きな道でなく、手前のホテルの中や駐車場、地下のカジノを通って意識朦朧の中なんとかホテルにたどり着くことができたのです!!
カジノを颯爽と歩くオーシャンズ11のような出で立ちではなく、我々完全にゾンビでした。

ホテルの部屋に入ったのは朝4:00で、荷物がない我々は着替えを調達しに24時間営業のドラッグストアに行き、お土産コーナーで「Las Vegas」のロゴ入りグッズを着替えとして購入。笑
記念品にもほどがある。

その後、慌ててシャワーを浴びて6:30amに無事グランドキャニオン行きのツアーに参加することができたのです!!やれやれ。




そして、そして、ですね。
私たちがマイアミに置きざりにしたスーツケースは、2日後に回収され、無事ラスベガスのホテルに配送され感動の再会を遂げたのです。
(最近のロストバゲージはオンラインで追跡&配送状況が見れるようになっていてすごいです。)

スーツケース、生きていました!
もう置き去りになんかするもんか。離れないよ、ブチュ❤️

このスーツケースが生きていたおかげで、上の写真にあるラスベガスグッズは早くも引退。記念品&タンスのこやしとしての地位を確立していくことでしょう。


以上。
私史上最悪の飛行機旅ーこんなのなかなかないっすよ。


この先このスーツケースのようにナオキンに置き去りにされないようにしたいものです。
♪♪チャンチャンっと


***おまけ***




ドラッグストアで調達したパンツ。100%コットンで肌触り最高ですが、色がオキテ破りなうえ、サイズがマンモス級。デカパン。欲しい方あげちゃうぞ!



2016年9月19日月曜日

Día 253 Reina de moratón 暴力夫と爪楊枝マッサージ


おひさです!!


いやはやブログ、続きません。サボってました。だって大変だったんだもん。
この頃のワタシ、何をしていたかというと、内出血の女王となっておりました。
通称「青タンクイーン」!!

て、こんなこと書いたら心配おかけしますが、病院にお世話にならないレベルですので、どうか笑って読んでください。



まず、8月にテニスをしていて捻挫。(ノД`)

「ぐきっ」って音が聞こえました。


絶叫。(´[]`)


うずくまり、右足を地面に着けられず、松葉杖を借りられるまで、ケンケンして生きてました。パンパンに腫れ上がってトムとジェリーのアニメに出てくる「ねずみ捕り」で挟まれたトムの足みたいになりやした。

四週間たちまして、まだ内出血と仲良く共存してますが、50mぐらいまでなら走れるようにまでなりました。


そして一昨日の土曜日。またもやアクシデンテ。


日本人ソフトボール大会でキャッチャーやってまして、ファールボールがおでこに直撃しました。小学生の頃なら余裕で取れた打球です。しかも2回表で早々に戦線離脱。
もう、このシーン、漫画みたい。打球が当たった瞬間、星が頭の上をくるくるまわってた。🌟 🌟 🌟

30年ぶりぐらいにおでこにタンコブできまして、それで済むかと思ったら、、、甘かった(ノД`)

おでこで内出血したものが、重力で下に下がってきて、怪我の日から3日目の今もちょうど目の周りの部分を紫色に埋め尽くしています。

これはちと問題でして、、、


この状態、どこをどう見ても夫に暴力振るわれた妻にしか見えない。


写真載せようと思いましたが、見ても気持ちいものではないので、絵にします⬇︎
日本だったら「どうしたの??」ってまず第一声聞くと思うんですけど、ホンジュラスではViolencia Doméstica(家庭内暴力)はよくあることみたいで、この顔で会う人会う人、みんな、私の顔を見ると、
「あっ」

て感じで気づいて一瞬ひるみますが、触れちゃいけないタブーみたいな扱いで、誰も何も聞いてくれません。


聞いてくれた方が、笑いのネタなんだけどな、、、
きのうもヨガに行く前に、きっとみんなに突っ込まれるから説明できるようにしておこうと「Me pegó la pelota de baseball el sabado pasado(土曜日に野球しててボールがあたったの)というフレーズを車の中で念仏のように唱えていましたが、一人も聞いてくれる人おらず。

やばい、みんなきっと(カナコはだんなから暴力受けてんだ〜〜)と思い込んでいるに違いない。


その通り!この件で一番迷惑こうむっているのは、夫ナオキンでして、おそらくいろんな人から「暴力夫」の汚名を着せられていると思います。


わたしが夫を無意識に蹴飛ばすことはありますが、夫が私に手を挙げたことなんて一度もなく、暴力とは正反対の星に住んでいるナオキンが暴力夫と思われてしまうのは気の毒すぎる。
なんとか誤解を解かねばと思って、今日は住んでいるアパートの作業員さんに、自分から「野球でファールボールがあたったの」と言ってみましたが、自分から言ったら言ったで逆にものすごく嘘っぽく聞こえて、もうなんだか自分で墓穴掘ってる感満載。


これは、もう早く治すしかないっ。


この青タン、蒸しタオルかぶせたり、爪楊枝20本でマッサージすると早く治るという情報を得たわたし。
暴力夫の汚名返上のため、今では見るだけでもトラウマ(Día168のエピソード参照)の爪楊枝20本で夜中にマッサージしております。



追記:そしたらこんどは薄青く反対の目のほうまで広がってきた。ここまで来ると青タンアートです。


2016年6月28日火曜日

Día169 ¿Qué hora es ahora? 今何時? 時間の感覚

朝は地元のテレビ番組を見ています。

ローカルテレビ局が何局かあり、ニュースやってますが、主なニュースは殺人、ギャングが麻薬の密輸で逮捕とか、交通事故現場から中継(死体映像付き)で、食欲を失くすにはもってこいです。

先週、夜中に停電していたらしく、朝方電子レンジの時計が0:00になっていたので合わせようとだんなさまに時間を聞きました。

ナオキン「8時ちょうどだよ。」

わたし「はい、ありがとう」

ナオキン「あ、違う。8時2分だ。あはは〜やっぱ違うわ。」

わたし「どういうこと??どっち??」

ナオキンはテレビ番組で表示されてる時刻を私に教えてくれたんですが、最初に私に伝えた後、チャンネルを変えたら、別の局は2分進んでいるんだそうな!!

わたし「なにそれ、なにそれ」と気になってテレビを見てみると,


チャンネル7より。
渋滞情報流してくれるんですよ。すごいよね






チャンネル7、ナオキンの職場の人が愛聴している朝番組「フレンテフレンテ」は、









8時2分



CANAL11より 朝のインタビューコーナー
司会者がダンディー(←死語か?)






そして、わりといつもちゃんとニュースをやっているチャンネル 11 を見てみると











8時4分!!


マジか!? テレビともあろうものが時刻正しくないなんて!!
信じられ〜ん!!

私「待てよ、この2つが両方間違っているかもしれない、海外のチャンネルで確かめてみよう!CNNとかどうなんよ??」

なおきんがCNNに変えてくれました。


あっ!!


写真撮りそびれたんですが、なんとCNNは、、、


8時6分!!


いやはや、朝から楽しませてくれます。
我々、ネットで調べた結果CNNが正しいということになり、落ち着きました。


振り返ると、日本のテレビ局はわりとキリの良い00分とか30分とかに番組が始まりますが、ホンジュラスのテレビは国営放送でも19時のニュースの始まりが日によって3分とか5分とかずれて、なかなか始まらなかったりします。
私たちは夕飯を、この19時のニュース見ながら食べ始めるので、「ニュースが始まらんぞ」とイライラしてますが、こっちにしてみりゃきっとそんなに目くじらたてることでもないんでしょうね。
日本の、「時間は正確であたりまえ」というのが前提で生きてきた私には新鮮な感覚です。


この件、ナオキンが最後に一言。
「ぼくがボランティアでホンジュラスにいた15年前は、テレビで表示してる時間がチャンネルごとにもっと違っててさあ、ひどいと15分ぐらいずれてたよ。だから、こんな4、5分しかずれてないなんて、進歩したわ〜〜。」


そうか、これはこれでいいことなんだそうです。良かったですね。

2016年6月27日月曜日

Día 168 かなぺ つまようじから辱めを受ける


つまようじ
el mondadientes(単複同形)

今となってはしばらく見たくもない。
四十一年間生きてきて、初めて爪楊枝があんな凶器になると知りました。



どういうことか、説明しましょう!

先週水曜日、ホンジュラスでようやく現地の運転免許を取得できる運びとなり(今までは観光客扱いで運転)、運転免許試験場に行きました。

免許取得には試験があると聞いていて、ただでさえスペイン語できんのに、交通ルールの教本とかで事前に勉強しなくて大丈夫なんだろかとソワソワしながら夫の職場のスタッフに連れて行ってもらったわけです。


ドライバーさん「着きました」

「ええ!?ここ?」

まず、場所がびっくり!

なんか日本の免許センターみたいなのを想像していた私も私ですが、着いたらそこは車の整備工場だったんス。
プレハブの建物。
その端に、小さい入口があって(写真右端”aqui↓”(ココ)って書いてある。笑)
入口入ると、視力検査の紙が貼ってあって、受付っぽいお兄ちゃんに料金を払うと、パーテーションで区切ってある部屋に通されて、全部で4ページぐらいの試験問題もらいました。

問題は交通ルール云々ではなく、性格検査に近いもので、
「他の車に抜かれた時、あなたはイライラするか?」
「スピードを出して走るのが好きか?」
「パッシングされたらイライラするか?」
など、そんな感じの問題というか質問。
回答は「はい」「時々」「いいえ」の当てはまるものに×印をつける。

日本人は問題を読んで、(これ選んだら免許もらえないでしょ)、って計算して回答するもんだけれど、地元ホンジュラスの人々は結構こういうところ正直に書いてしまうらしく、同行した人がほかのホンジュラス人の受験者の回答用紙をチラ見したら、おいおい、という回答に×をうってあったそうです。

それでも、、、、受かる!
問題読めない私も受かった!
(一緒に行ったスタッフが横に付いてくれ解説してくれた。それもオッケーなのです。なんて寛容な試験!)

次の視力検査が終わり、やれやれ、免許もらえるぞと思ったら、最後にすごい難関が待っておりました。


それは、


それは、


血液型確認検査。


ホンジュラスの運転免許証には血液型を載っけます。
このため検査するんです。

この青いおっちゃんは陽気なドクター。
うわ、机の上にキットが置いてある。
我々は何人かで一緒に試験場に来たので、代表者だけでいいから検査するようにとのこと。

日頃からこういう貧乏くじに対する引力を持ち合わせている私。もちろん代表に選ばれました。

ここで一緒に行った夫が代わってくれないか、ちょっと期待しましたが、そんな素振りあるわけない。期待したわたしがバカでした。

もういいさ、やるならやるがいい。もうやりたいことやったし、”♪我が人生に悔いはなし〜”と石原裕次郎的覚悟を決めて陽気なドクターの前に座りました。(こんな歌誰も知らんわな)

血を抜かれるわけで、ホンジュラスでの初注射がプレハブ小屋ってことにまず恐れおののいておりましたが、、、

ここでドクターが笑いながら出したのは、まさかの つまようじ❤︎

ドクター「指出して」

かなぺ「まさかっ!」

ドクター「大丈夫だよ」

かなぺ「ひえ〜〜」


ブスっ
(っと、わたしの頭の中の効果音。)


なんとドクターはつまようじを私の人差し指にブッ刺してフレッシュな血をゲット。
ドヤ顔で血をプレパラートに落としている。



私、動揺。痛いし、つまようじで刺されたことにショック大きく、完敗。
こういうの辱めって言うんじゃない??

ドクター「わー、やっぱりあなたの自己申告は正しいね、Bプラスだ。」


辱めを受けた私は半べそ。
「あたりまえだ、だって血液型今まで3回も検査したことあるんだもん」
⇧指抑えながらやけくそ。つまようじ、刺す前、瓶に無造作に入ってただけだ、大丈夫だろうか。
辱めを受けちゃった私を気にもせず、夫は検査結果が現れたプレパラートに夢中。


この夫から飛び出た一言。

すごいっ 血液型検査ってこうやって視るんだね!僕もやりたいっ!やって!!











そしてうれしそうにいけしゃあしゃあとドクターの前に座りやがった。









私: ∑( ̄皿 ̄; おぬし、今なんつった?? 


だったら最初からやりたいって言えよ!と普段なら大きい声で怒りを口にしそうでしたが、指が痛くて声も出ず。んも〜〜〜もう一回つまようじで刺されちまったぐらいの動揺





血液検査で心的外的辱めを受けましたが、試験に合格。
そのあと向かいにある免許センター?警察署?みたいなところに行って無事免許取得に至りました。

ちなみに、ホンジュラスには自動車学校はありませんし、日本では交通教則教本が免許取得時や更新時にもらえたりしますが、ホンジュラスでもらえるのは免許書だけです。
日本円で2500円ぐらい払うと免許書もらえます。
運転の仕方、交通標識、ルールを一般市民は免許を持っている家族などから習うらしい。

30万円ぐらいかけて何時間も教習所で運転し、細かいルールに従って運転してきた私には、お金があれば免許が取れて、縦横無尽に走り回る自由なホンジュラスの交通事情に馴染めるわけがなく、日本のルール社会に感謝しつつ、いかに我々ルールのもとに生き、頼って生きてきたのかを思い知っております。
今思うと免許までの道のりも、日本は人口多いからそこで車が運転できる人間のハードルをあげて交通事情をちゃんとさせていたんでしょかね。
爪楊枝で穴開いた自分の指を見ながらそんなことを考えていました。




***おまけ(医療廃棄物の処理)***

指を刺されたわたし、出血止めに脱脂綿を渡されましたが、その血がついた脱脂綿はどこに捨てるのかというと



使い切った柔軟剤のドデカ容器
この中に使用済み脱脂綿が入ってます。






この中でした。
旦那曰く、「ちゃんとしてるなあ。」


このあとどうなるかは知らんけどね。











2016年6月17日金曜日

Día 158 夫の職場の新しい取り組み


この写真。どこで撮られたものでしょう?





かなぺ「一人一人名前が貼ってあって、それぞれタオルがかけられていますね。ここは、小学校ですか?」


夫「いえ、違います。」


かなぺ「もしや?」


夫「はい、ぼくの職場ですが、何か?」


かなぺ「!」


夫「これ、職場のトイレの壁。”手を洗ったらちゃんと拭きとろう”という呼びかけがあって、タオルが支給されたの。トイレの壁にマイタオルをかけるようになったんだ。」





夫「他人のと間違えないように、用務員さんがわざわざイニシャル刺繍いれてくれたんだよ!」


かなぺ「感動だね。」





この、”手を洗ったらちゃんと拭きとろう”というキャンペーン、トイレで手を洗った後、ちゃんと手を拭かないままドアノブを触るためベタベタになるから?という理由で始まったと推測されます。

しかし、このタオルは自分で持ち帰って洗うという仕組みになっており、二週間経った今、壁にタオルがかかっているのは5割らしい。


みんな持って帰って洗い、そのまま持ってこない。





ああ、無情。